ロスマンズ姉さん帰国  VF1000RG、5号機

                   H6年3月

太いのだが、スリムで不思議な体型
大人しいが、猪突猛進でたいへん熱くなかなか止まらない。
      教訓
     恋は、曲者
 
私の故障経験(あくまでも私見ですので)
「リアサス」
 リアサスが下がって動かなくなる。
オイルシールを交換すべく注文するが欠品。
こまってIさんに特注を依頼、ダストシール
無しだがOKをもらう。
OHを2人で行う、すこし手間取るが成功する。(勿体無いので、しまっておく)
上質の中古サスを取り付けてあるので、予備とする。

 (左)旧純正  (右)社外品
「 発 電 」
 これまたすごいこととなる。
発電回路のカプラが溶けだしレギュレターが非常に熱い。
接触抵抗による発熱か、渦電流の災いか解らない。
バッテリーがだめなのは確かだ。
しかるべく対応を施す。死んだバッテリーは使用厳禁。
 
「キャブレター」
 しばらく放置するとなかなか始動しない。なぜ、????
燃料ポンプがプラグの火花を検知してから作動する様だ。
そこにタイムラグがある。
仕方なく燃料ホースからガソリンを注入し始動する。
前方右のキャブの同調スクリュウが、非常にやりづらい。
キャブOH時、脱着、装着に手間取るので一考を要す。
 
「 セルモーター 」
 起動力が弱い。
バッテリーOKなのに、しからばセルモーターを大盤振る舞いするが、だめ。
経路をたどり、やっと発見。!!
セルのプラスの太いコードが焼けて変色、そして電流が流れにくかったのだ。
回しすぎが原因か、
 
「 エンジン 」
 異音がでる。
クラッチASSY、オイルポンプギヤと同チエーン、ウオ−ターポンプを交換するが、だめ。
タペット調整をこころみるが裏のエンジンカバーが外れずエンジンを降ろすはめに.......これでもだめ、
キャブ清掃、同調を取るがこれもアウト。
数年後、ドクターいわく重症とのこと、クランケはクランクだと!!!
今後、回復を試みるため策略ねることに。
こんなに手を焼くとは思いもよらなかったよVF1000RG。
 
誤診によりキャブレターと判明、薬剤を注入しセルを回し放置(只今療養中)
 
某日、某所へ直行中突然カツン、カタカタと異音が・・・

騙し、騙し、帰宅。
早速エンジンを降ろすことに(オイオイ )
ヘッドカバーを外し内部を覗く、キラリ光が????。
オイルパンとストレーナーに鉄片が、が、が、が、が、。

ウアァーーーーーァァ (写真参照)

という訳で、エンジン、パッキンセットなど廃品部品庫を探しまくり調達
(不足分を発注)

ギヤトレイン、クランクシャフト、メタル等を計測する。
...が、直ちにプロフェッショナルの力を求めS氏へ
(許容範囲であることが判明)

急がば回れの諺を教訓に時間をかけ組み立て完了する。
エンジンの装着に手間取り、K氏の助けを借りることに

・・・・・・・ドキッ、ドキッ、のスイッチON !!!!

静かだあー。OK、OK,一件落着だあーーー。

 

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