天拝山・天拝湖




御自作天満宮



天拝湖


万葉自然公園

天拝山は、武蔵寺、二日市温泉の後背の山でJR二日市駅より頂上まで60分で行くことができる。
菅原道真の伝説で有名な「北野天神縁起絵巻」にも登場する山である。

901年に左遷された菅原道真が、自分の無実を天に訴えるために、百余日間、武蔵寺境内の 「紫藤の滝」にうたれて身を清め天拝山山頂に登って7日七夜、岩の上に爪立って祈り続けた。
この時の岩が山頂の祠の内にあって「天拝岩」と称している。
みそぎをする時に脱いだ衣をかけたのが「衣掛け石」である。
滝の流れの中に石塔があって漢詩が刻まれている。
天拝山頂の祠の下宮にあたるのが、「御自作天神」ともいわれる御自作天満宮である。
菅公が武蔵寺に参詣した時に、自ら像を刻んだことが縁起となり、今ではそれが御神体となっている。


菅原道真像
(天拝公園内)


紫藤の滝

官公の小径
(天拝山入口)