「ブル」はブルドックの「ブル」です。
ブルドックとマスティフを掛け合わせてできた犬だから
ブル・マスティフと呼ばれています。
ちなみにマスティフの由来は
「パワフル」と同意語の「マスティー」だとも言われていますが、
ほとんどの国ではマスティフとは「犬」を意味する言葉です。
「猟場番人の犬」と呼ばれています。
なぜなら、昔イギリスの貴族の大所有地や
禁猟区を密猟者から守るため、
猟園の番人がいて、その人達が密漁者と戦う為に
この犬を飼っていたからです。
戦うといっても密猟者を傷つけ殺すのではなく、
捕える事が目的で、密漁者の銃撃を避けながら飛び掛かり
傷つけることなく地面に押し倒して威嚇をし続けて、
飼い主である番人の到着を待つのが仕事です。
その後は猟地から牧場、農園など色々な場所を
守る番犬として仕事をしていました。
動物愛護の観点から、そして私個人の観点から
犬の闘技は良くないと思いますが
闘犬として仕事をしていた時期もありました。
現在は特に警備犬として活躍しています。
毛の色は、濃・淡のフォーン(金色がかった茶)が多く、
他にはアプリコット、シルバー、毛全体の色にアクセントの入った
ブリンドル(毛全体の色に他の色の毛が全体的に混じったもの)
があります。
顔は迫力がありますが、現在はおとなしい子が多いので
なかなか可愛げがあります。
※上の写真は「犬のしつけ(教育)方針」にて
掲載されています。
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