「ダックス」とはドイツ語でアナグマを意味していて
視覚で発見する事が困難なアナグマ狩りに
嗅覚を使ってお手伝いをしていました。
アナグマの巣である小さい穴に入りやすくする為に
足は短くなりました。
現在の日本では、ミニチュアサイズが主流になっていて
スタンダードサイズはあまり見かけなくなりました。
最近は体重2.3kg以下、胸囲30cm以下と
さらに小さいサイズのカニンヘンも登場して、
ダックスフンドとして扱われる犬の種類は3
種になってます。
ミニチュアの元にもなったダックスフンドの祖先は
ドイツ周辺で飼育されていたとの記録がある
「テッケル」と呼ばれる短足の犬であると
言われています。
スタンダードからミニチュアへの改良の目的は、
ウサギやオコジョなどのさらに
小さな動物の狩りの為であります。
さまざまな狩猟の環境に適応するように、
毛質のタイプは3種類あります。
短く光沢のある短毛でダックスフンドの基本型である
スムースヘアー、
ざらざらとしたかたい剛毛をもった
ワイアーヘアー、
光沢がありウェーブがかった
やわらかい毛質を持っていて日本でもよく見かける
長毛のロングヘア、があります。
毛色は赤、チョコレートタン、ブラックタン、
タップルなどがあります。
日本の住宅状況も影響し、大型犬より
小型犬を飼う家庭が増えていて
そのかわいらしい姿から今やミニチュア・ダックスフンドは
日本で一番多く飼われていると言われています。
小さいといえども元は狩猟犬であったので
まれに攻撃的な子もいます。
※上の写真は、「犬の学校」にて掲載されています。
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