日本警察犬協会(PD)について

略してＰＤ（ポリス　ドック）と呼ばれています。
昭和７年（１９３２）協会の前身である
社団法人・帝国軍用犬協会（KV）が
発足しましたが、昭和20年（19４5年）8月の終戦と共に
自然解散となりました。
しかし、昭和２２年（１９４７）3月に
「愛犬という趣味を通じて社会に貢献する」という
新しい趣旨をスローガンに協会が今の名前で復活しました。
動物愛護の思想普及と、畜犬の能力を最高度に活用し、
警察犬種の使用により、犯罪捜査その他に関して
府県警察の要請に積極的に協力し
道府県警察の行う嘱託制度あるいは
警察犬の指定等に協力し
警察犬種その他の使役犬に関する資質審査会、
訓練競技会等の開催または手助けをし
各種訓練試験を行い合格証を発行し
警察犬種の改良普及を図るため講習、講話、および実施指導をし、
犬に関する図書を刊行し
種犬認定検査を行い、認定証を発行し
警察犬種の犬籍登録をし、血統書を発行し
訓練士を育成指導し、試験を実施して免状を付与し、
社会福祉の貢献を目的としています。
昭和４２年（１９７７）に内閣総理大臣が管理する団体に昇格し、
主務官庁として警察庁の指導監督を受ける、
日本で唯一の使役犬団体です。