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原題:Rummikub
発売元:河田(Jumbo,Lemada)
デザイナー:M.Hertzano
プレイ人数:2〜4
プレイ時間:約30〜
ルール:簡単
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ワンポイント:頭を絞れば結構出来ます。
麻雀を彷彿とさせる見た目とジョーカーの顔が渋い逸品。
場に出ているタイルと手持ちのタイルを組み合わせ役を作る。
自分のタイルを無くすことが目的の頭脳ゲームだ!
今回のメンバーは自分・ポルノ(右)・ヘタレ(左)・彼女(奥)の4人
100円ショップで買ったフエルト製のマットがベストマッチしてます。

卓の中央にあるのはタイルの山。手持ちのタイルは非公開で、専用のラックに立てて使います。
数字と色が振られたタイル通しを組み合わせて場に出して、自分のラックを空にすれば勝利。
まず、タイルを場に出すには手持ちのタイルを使って役を作らねばなりません。
役は2種類あり、使ったタイルの数字の合計が30以上にならないと場に出すことが出来ないルールです。
出せない場合は山からタイルを1枚引いてパスします。
<ランとグループ>
タイルには1〜13までの数字が振ってあり、赤・青・黒・黄の4色でそれぞれ2セットあります。
これらを次のルールに従い、任意に組み合わせて役を作ります。
役にはランとグループがあります。役はタイル3枚から作ることが出来ます。
グ ル ー プ の 例
異なる色と同じ数字を使って作る役です。
ポーカーで言う所の3・4カードです。
全4色なので最多で4枚のグループが出来ます。
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ラ ン の 例
同じ色を連番に繋げて作る役です。
ポーカーで言う所のストレートフラッシュです。
最多で13枚のランが出来ます。
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配られたタイルの揃いが良ければ直ぐ出せるんだけど、下手するといつまでもタイルを引き続けることに。
隣から、奥から、出ない出ないと苦しみの声が。ライバルに差をつけるなら今だ!
いち早くランを2つ出し、まずは30突破。

10・11・12(=33)等、1つの役で場に出しても、3・4・5+8・8・8(=36)等の複数の役を合わせて出してもOKです。
隣のヘタレも自分に続いてタイルを出す。
赤色の変な顔はラミィキューブの神様(多分)で仰せられる「ジョーカー」さん。これと黒色の2つあります。
ジョーカーはどのタイルにも使えるワイルドカードです。自分のターン時に、ジョーカーが代役しているタイルと入れ替えて
ジョーカーを自由に使用することが出来ます。しかし取ったその場で使わないといけないのでよく考えないと。

ポルノ・ヘタレも30越えを達成し、卓も賑やかになってきた。
未だ多くのタイルを抱えてウンウン唸っている彼女。よーし饂飩君勝っちゃうぞー!
ラミィキューブの面白さはここからだぜ。
30を越える役を作ったプレイヤーは[アレンジ]というルールを使用することが出来るようになる。

アレンジとは自分のタイルを場に出す際、場に既に出ているタイルを弄って追加することが出来るルールです。
やり方は自由。タイルを割って間に入れたり、バラバラにして新たな役を作ったり・・・
追加するタイルに枚数制限はありません。場に出ているタイルを全て使うことが出来るのです。
アレンジを繰り返し、全体のタイルを編集しながら自分のタイルを減らしていくのが悩ましいこのゲームです。
上の画像ではランの一部分の7と8の間を分断し、後部に8と10を追加して2つのランにしました。
しかし、気をつけなければなりません。 場に出ているタイル全てが役になってなければNGです。
1つでも半端なタイルを残してはなりません。もし出来ない場合は弄ったタイルを元の位置に戻します。
位置を忘れてしまったら、余ったタイルを山の最後部に戻し、ペナルティとして山から3枚引かなければなりません!
まぁつまり迂闊に触らない方がいいってことっすね。どこに何が来て何を持ってアレするか・・・脳みそフル回転です。
自分のタイルがそろそろといった頃。ついに彼女も大放出!出るわ出るわ
他のプレイヤーのタイルも利用しないと勝ちは出来ない。
当然、場のタイルが増えるほど自分達のタイルが置ける場所が増えていく。
さっきまで消極的だったポルノ・ヘタレも息を吹き返し、アレンジしまくる。こりゃまずいぞ
さほど考えずにアレンジで卓を掻き回す。危険な賭けだが、俺には分かる。
なんつーか、置けそうなんだぜ!うおりゃーあっちにこっちにタイルをアレンジして辻褄を合わせる。
・・・あれ?1個余っちった
ポルノ「ここ置けるべ?」
サンキュ!ポルノ!・・・orz

残すは黄色の11のみ!彼女が出した黄色の〜9・10・11のラン。ヘタレが丁度11だけ抜き取ってくれた。
よっしゃ!次にあそこに置けば上がれる!
自分「次で上がっちゃうから(饂∀飩)」
ヘタレ「マジで!?俺も後1枚なのになぁ」
余裕そうに勝利宣言してみた。ヘタレはこの番で上がろうと頑張る。が、無理だったようだ。
よしよし、今回の勝負俺がもらっ・・・
ヒュバッ!ヒュバババババー!

ねぇ彼女・・・なんか凄い勢いで出しまくってるんですけど。あの、そんなに出すと身体に毒ですよぉ?
ポルノ「あれぇ。この勢いじゃもう終わるんじゃね?」

あーなんか意味ありげにタイル1枚摘んで考え込んでるよ
きっとあれが最後の1枚なんでしょう。
全体的に弄れば置けないようなタイルも置けるようになるが・・・
彼女「う〜出来そうなんだけどなぁ」
ポルノ「(彼女のタイルを見て)ほら、あそこだよ」
自分「うん、あそこだね(本当は分かってない)」
ヘタレ「俺なんてサッパリだよぉ」
ヘムヘムと・・・なんだかパズル大会になってます。しばらくして・・
彼女「あっこうだ!」

一手にしてはかなりの時間を使ったが、彼女なりの回答で勝利を収めた。あああああ俺も勝てたのに。
自分「あーもう少しだったのにな」
ポルノ「マジでー」
ヘタレ「俺も次で」
自分「じゃあもう一回だな」
(皆タイルを混ぜ始める)
ジャラジャラ・・・
音は麻雀しているよな
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