◆◆◆ CONCERT REPORT 2007 ◆◆◆
 
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2007年
高石ともや
歌マラソン ’07
 ほっこり弟国
松崎博彦ライブ
 第27回
宵々山コンサート’07
2007
京都ピースナイン・コンサート
京の旅人 ’07
ほっこりライブ・スペシャル
高石ともや
年忘れコンサート’07


 

 
 
宵々山コンサート・プレイベント
高石ともや 歌マラソン ’07
■ 07/06/3 旧国鉄京都駅前 ■
 今年の宵々山プレイベント、歌マラソン’07は、6月2日〜3日の2日間、のべ12時間にわ たって行われましたが、私は日曜日のみのハーフマラソン参加でした。あいにくの曇り空で、ビル風も肌寒い中でしたが、本番に向けて気分は盛り上がりました 〜 v ともやさんはギター、フィドル、バンジョーを器用に持ち替え つつ、おなじみの曲を聴かせてくれました。今日は約60曲。かわいいネコのメトロノームも登場してました☆ 
 東京・大阪の高層都市化と京都の高さ規制に触れて「高くしたって幸せは来ないもん」とか、「“シンガーソングライター”は仕事のコトバだから嫌い」とい うような名言(ともやさんらしい表現ですね〜 大好きデス!)や、木田さんが「街」の作曲者としてクレジットされたウラ話なども聞くことができましたよ ♪ 
 たしかに、京都の建物の小ささには激しい物足りなさを感じる一方、高さが低いだけで精神的な落ち着きは全然違いますね。それは実感としてすごく感じま す。 
 「天国の岸辺」では客席とコーラスしたり、「陽気に行こう」では唄い終わるやヤラセのスタンディング・オベーション (^^;) などなど、ステージと客席の近さも魅力的な音楽会でした。身内だけのお楽しみ会に終わらずに、通りすがりの人たちにも開かれた、文字通り 「フォーク」になっていればな……と願うばかりです。「ご通行中の労働者・学生・市民の皆さん!」ですよ!! 

 トコロで、今年のフォーク系のコンサートはぢつは今日が初めてなんですよι 半年近くご無沙汰でした。今までなら、こんな時、省悟さ んやじゅんじさんのライブツアーがあって、半年も開くコトなんてなかったんじゃないかな…… と思うと、ちょっぴり淋しい気持ちになっちゃいますね…… (。_・)

 
 
ほっこり弟国 松崎博彦ライブ
〜ほっこり松崎ライブ Vol.14〜
■ 07/6/24 ほっこり弟国 ■
 ほっこり弟国のライブに初参加しましたっ♪ 以前から一度行ってみたいと思いつつ、機会をう かがってはいたのですが、今日は松崎さんに加えてゲストに赤木一孝さんという、事実上SAM総出演☆ しかも赤木さんのCD発売記念という ことで、これは行かなくちゃ〜と、思い切って行って来ましたよ (*^_^*) 
 あいにくの雨模様の中、20人足らずで満席というこぢんまりとしたお店でしたが、真新しくて気持ちいいスペースでした。 

 オーナーである坂庭寛悟さんのごあいさつのあと、まずは松崎さんの歌からスタートです。曲は「雨上がりの街」 「初夏(はつなつ)の頃」「にゃん」「イングルサイド」「矢車草」「獅子」「祭ばやし」。 
 九州ツアーできたやまさんがゼミ生を連れてきた話や、宮崎にいた頃住んでいた家が解体中だった話、<カノン音楽院>で弾き語り教室を始め たという話などを交えつつの約1時間でした。「にゃん」は、20代の女性の詞に曲をつけたそうです。「矢車草」は笠木さんも レコーディングしている、私の好きな歌。そして「祭ばやし」はこの時期欠かせない一曲…… 省悟さんの作曲で、SAMのCDではボーカルも 省悟さんでした。 

 第2部は赤木さんの登場です。10分ほどしゃべってから(笑)「物干し台」「雨の夜は一人で」「外は5月」「ネムの花咲けば」 「海へ行こう」「坂道の町」「ブルー&ロンサム」「とりあえず」「I Wish」「月の庭」「うさっころ道」「からっぽの部屋」。“今日は他人の歌ばかり唄います”“あまり唄わない曲シリーズ”“スローバラード・シ リーズ”ということでしたが?? 
 「ネムの花咲けば」は凪の座の遺作で、好きな一曲。「おまえ」を「君」に変えて唄われていました。「月の庭」はともやさん の詞・省悟さんの歌がよく知られている“サリー・ガーデンズ”ですが、これは佐々木由紀さんの詞で、他のミュージシャンにも唄われているそうです。“今日 限りのアレンジ”という「うさっころ道」はフォークス以来で嬉しかったですぅ♪ 

 引き続いて、“今日はSAMではない”と強調しつつ(笑)、松崎さんが加わって「Don't Think Twice, It's All Right」。さらに坂庭さんも入り、「海原」「500マイル」「心の旅」「ロンサムフィー リング」と、省悟さんのレパートリーを聞かせて下さいました。8月25日の野反湖では、この3人でのSAMが再現されるそうですよ〜☆ 行かれる 方は是非お楽しみに!! 

 約3時間のライブのあとは打ち上げ。赤木さんにも声をかけていただいて、感謝〜! なヒトトキでした。もちろん、CDにサインも ♪ 
 思わぬ同級生の消息? も聞けたりして。さすが、京都だねぇ。

 
 
第27回 宵々山コンサート’07
〜歌三昧・噺三昧〜
■ 07/7/15 円山公園野外音楽堂 ■
 東京方面からの出演者や参加者は大変でしたが、台風一過、心配した雨もなく涼しくて過ごしや すい宵々山になりました。今年はセミの声もまだ小さかったですね。 

 長い宵々山の歴史には、時期によってさまざまな特色があり、また、毎年違った魅力があります。今年一番は<まつぼっくり少年少 女合唱団>だと私は勝手に思っています v いつもより早く終わり、肝心の高石ともやさん笠木透さんの歌も少なくて、物足りなかったという気持ちにも同感ですが、今回は<まつぼっくり>のかわいさに軍配をあげま しょう (*^_^*) 
 <まつぼっくり>の合唱(+ともやさん、笠木さん)で新しい顔を見せてくれた笠木さんの「君が明日に生きる子供なら」「私の子供 達へ」。子供たちの歌声で唄われることがこんなに心を打つことだったのかと、本当に感動的でした。笠木さんの歌が、メッセージが、子供たちへ、新 しい世代へと受け継がれて行くのを実感し、目の当たりにすることができたからかもしれません。 
 「上を向いて歩こう」も唄われ、今回は永六輔さん、笠木さんを泣かせる企 画でしたね。ぅるぅるでしたょ〜 
 歴史は滅びても、伝説は滅びない。 
 作者は忘れられても、歌は滅びない…… 

 そしてもう一人。トップバッター趙博さんの歌もとても印象に残りまし た。皮肉たっぷり「そして安倍」や、永さんのラジオ番組「土曜ワイド」で芸能大賞受賞の韓国アクセント版「ヨイトマケの歌」な ど…… 力強さを感じさせてくれた、忘れられないフォークシンガーでした。 

 このほか、珍しく歌を披露された、おなじみの村崎修二さん、“ただ生 きているそれだけでいい”というフレーズが心に残る道上洋三さん、ともやさんとの共演「さ のさ」もステキだった<木遣り大江戸小粋組>にも楽しませいただきました☆ 

 永さんの歌作りに刺激を受けたことが笠木さんの活動の原点となり、その笠木さんに影響を受けたことが永さんが作詞から手を引くきっか けになったというお話は…… とても胸を打つお話でした! 

 クライマックス――今年の火入れ式の主役は、中断中も毎年円山音楽堂を予約し続けて下さった宵々山復活の陰の功労者、世話方長老の三 宅誠孝さんが務められました。永さんも涙ぐんでご紹介されていましたね。うるうる…… (T-T) 
 今回で再開後の回数が、中断までの回数を越えました。これでようやく過去の遺産に「追いついた」のですから、これからが本当の勝負ですよ! みんなで未 来の宵々山を作っていきましょう!

 
 
2007 京都ピースナイン・コンサート
■ 07/8/11 京都教育文化センター ■
 ピースナインコンサートも3回目を数え、そして、高石ともやさん&笠木透さんのコラボレー ションも2年目になりました☆  今年は行けるかどうか難しかったのですが、開演時間にもギリギリ間に合い、最後まで居られてラッキーでした♪ 

 山本幹子さんのピアノ、山本忠生さんのごあいさつで開演した第1部は、鞍馬寺貫主の信楽香仁さ んのお話。今の時代に忘れられつつあるもののお話や、芥川龍之介の朗読などを聞かせて下さいました。 

 つづく第2部は、笠木さんが「最も尊敬するフォークシンガー」と紹介して、高石ともやさんのステージが始まりました。  
 大橋巨泉さんに、高石さんのフォークの、きめの細かい活動・メッセージの伝え方をほめられたというお話や、“平和の声を広げる時には、小 さい声を広げて大きな声に”というお話、心に残りました。故・小田実さんや、憲導くんとはだしのゲンのお話なども…… 
 歌は、「わらぶきの屋根」「蝉しぐれ」「六波羅蜜寺」(西国33巡礼歌)「死んだ男の残したものは」「戦争を知らない子供たち’83」「あくび」「感 謝」。 

 休憩をはさんで第3部は笠木透さんと雑花塾の登場です。 
 “歌が強制されるのが戦争だ。強制された時、その歌は死ぬ”。笠木さんの言葉はいつも印象的です。曲目は「焚き火」(Vo:山本忠生さん)「松原第七中 学校校歌」(Vo:笠木さん)「あの日の授業」(Vo:増田康記さん)「ゴーヤーチャンプルー」(Vo:田口修さん)「少女 よ」(Vo:山本幹子さん)「軟弱者」(Vo:増田康記さん)「ピースナイン」(振付指導:田口さん)。 
 笠木さんの唄う「松原第七中学校校歌」、そして第2部でともやさんが唄った「戦争を知らない子供たち’83」は初めてじゃないでしょうか? 省悟さんの 遺作がいつまでも唄い継がれていきますように! 

 第4部はともやさんと雑花塾のジョイントです。1曲目は“今ならタイアップでヒット間違いなし”の「君かげ草」を1番ともやさん、2 番笠木さん、3番増田さんで。 
 ひきつづいて“虚から実を作る、フィクション作詞家の故・阿久悠さんには絶対書けない歌を作ろう”という意気込みで作った恋の歌「この想い」を笠木さ ん、桂米朝さんが好きな歌としてあげたという「春を待つ少女」をともやさんが唄います。 
 宵々山でも語られた、「永六輔さんの歌作りが日本のフォークソングの誕生をうながした」というお話をしつつ、「小さな町」「街」の2曲。そして、「君が 明日に生きる子供なら」を笠木さんのボーカル&ともやさんのコーラスで。 
 アンコールは信楽香仁さんもステージに戻って「私の子供たちへ」で締めくくりました。 

 来年もこのコンサートが開催されるとしたらとても楽しみですが、その時には平和憲法の危機がはるか遠ざかっていることを祈りたいと思 います。

 
 
 京の旅人 ’07
■ 07/10/6 円山公園野外音楽堂 ■
 一昨年の第1回。凍える寒さが忘れられない「京の旅人」コンサート。その第3回です。今回も 恒例の行列整理なしの入場態勢でした。 
 まずはテーマ曲「京の旅人」を杉田二郎さん、ばんばひろふみさん、秋人さんの3人で唄って、開演です! 今年は西日が熱いです…… 

◆秋人さん 「旅路」「今宵 優しい風が吹く丘の上で」 
 本コンサート、第3の顔。若手代表が今年もトップバッターをつとめます。 

◆トキハイ 「手紙」「涙をふいて」 
 二郎さんの「フォークの達人」にも出演した、若手3人組ユニット。 

◆奥村兄弟 「夕焼け空」 
 毎年恒例のオーディションで、審査員特別賞を受賞。14歳の姉(ボーカル、ギター)と9歳の弟(カホン)。意外にもボーカルはアルトで、弦を切ってしま う程のパワフルな演奏。Tシャツ&ジーンズの飾り気のなさと、その若さとは思えない実力に驚きです。機会があったら是非聞いてみてください。期待&要注目 です! 

◆楓 「ぼくらの暑い夏は」 
 二度目の挑戦で最優秀賞を取った、男性2人組。正統派フォークデュオで、安心して聞ける感じのグループでした。 

◆大野真澄さん 「ビートルズはもう聞かない」「あなただけを」(あおい輝彦さんへの提供曲)「ワンパイントのラム酒に 乾杯」「学生街の喫茶店」 
 元GAROのボーカル。もちろん、ナマは初めてです。泉谷しげるさんと同じ事務所になったのでキャラが似てきたとか (^_^;) 

◆太田裕美さん 「雨だれ」「赤いハイヒール」「きみはぼくのともだち」(新アルバム「始まりは”まごころ”だった。」 から)「木綿のハンカチーフ」 
 実は今日一番のお目当てでした。30年越しで初めてナマで見ました (*^。^*) フォーク寄りの歌謡曲の人、というのは、歌謡曲寄りのフォークの人よりも好感が持てるという傾向がありますね〜 今日は特に私の好きだっ た歌ばかり唄ってくれて、満足でしたよ♪ 
 白いワンピ&白いハーフブーツ姿で、生ピアノ弾きながら歌ってくれました。最後の「木綿のハンカチーフ」はピアノを離れて、ハンドマイクを手にステージ を右へ左へ、振りつき踊りつきでアイドル時代を思わせる(見たことないけどι)唄いっぷりを見せてくれました☆ もう少し近くで見られたら最高だったんだ けど。 
 他にも「振り向けばイエスタディ」とか、好きなんですよv 「君と歩いた青 春」伊勢サンと共演して欲しかったです…… 
 クラスメイトにも、彼女の好きな友人がいたんだけど、今でも聞いてるのかなー。 

◆ばんばひろふみ さん 「冷たい雨」「イムジン河」「『いちご白書』をもう一度」「昨日より若く」 
 「冷たい雨」は「いちご白書……」のB面でしたね。ハイファイセットが後にヒットさせましたが、バンバンがオリジナルです。「イムジン河」は、4番の歌 詞が追加されたバージョンで。。。 
 ”野外音楽堂は全国にそう多くない”という指摘は大事だと思います。私が行ったことがあるのは日比谷野音、よみうりランド、秩父ミューズパークなどです が…… 

◆安倍なつみさん 二郎さん、バンバンと3人で「戦争を知らない子供たち」。つづいて「Too far away 〜女のこころ〜」ピアノバージョン。 
 サイリウムを振る一団が微笑ましかったです。二郎さん、バンバンと同じ事務所(アップフロントエージェンシー)という関係での登場となったそうです。別 にフォークのスタンダードを唄うでもなく、1曲だけ、というのはナンか残念ですが。モー娘。出身ということですが、例の<フォークソング>を唄ってた方で はないですよね? それ以外は余り知らないです…… 

◆伊勢正三さん 「雨の物語」「なごり雪」他 
 今日2番目のお目当て。やはり初めてナマで見る方なのです☆ 
 が、残念ながら、予定の6時になっちゃったので、泣く泣く会場を後にしました。引き続いて、「ささやかなこの人生」と「22才の別れ」を唄われたようで すが、最後まで聞きたかったですヨ〜 (T-T) 

 このあとは白鳥英美子さんが「誰もいない海」「There is a Ship」「夕焼けをおいかけて」「Amazing Grace」を、トリの杉田二郎さんは「マイハート」「どこまでも飛ぶ」(五つの赤い風船40周年アルバム提供曲)「前向きに倒れてみた い」「男どうし」などを唄われたようですが、越智友嗣さんも見えていたらしいですね。 
 ラストはみんなで「風」と、お約束の「あの素晴らしい愛をもう一度」だったようです。このへんは、ネットで調べてみました。早速レポート書かれていた方 々に感謝です! 
 これまでにコンサートを途中で抜けたことはほとんどなかったのですが、今回はどうぞご勘弁下さいませっ (>_<)

 
 
ほっこりライブ・スペシャル 〜フォーク文化祭〜
■ 07/10/14 京都・向日町市民会館ホール ■
 長野たかしさんの呼びかけで 集まった草の根フォークシンガーたちの競演、ということで、文化祭の名にふさわしく、楽しいイベントでした〜 (^o^)彡 初々しい方から大ベテランまで。さまざまな楽器を使った個性的な出演者の、多彩な音楽を聴くことができて、ホントによかったです。長丁場も あんまり気になんなかったですョ☆ 
 ロビーではフォーク名盤のお宝レコードジャケット展示や、楽器のワークショップなども行われ、そのあたりも文化祭っぽくってステキです♪ 
 「京都のフォークがどうなるか、見てみたい」  
 坂庭省悟さんがそんなことをおっしゃっていたそうですが(2004年12月・NFDのレ ポートを参照してね♪)、今日のイベントを見たらきっと喜んでくれるのではないでしょうか。次回があるとしたら、とても楽しみですv 

 オープニングは出演者全員がステージに上がって「陽気に行こう」でスタート!! ボーカルは<ほっこり弟国>の坂 庭寛悟さん。省悟さんを思わせる歌声には どき り とさせられますが、省悟さん、この歌ってほとんど唄ってらっしゃらないハズ……ι そのあたりはご愛敬ですな (^_^;) 
 弟国ランブラーズの「まるで洪水のように」(五つの赤い風船)、チョーサンバンドの3拍 子版「イムジン河」(フォークル)、松崎さんの「別れのうた」(坂庭省悟)など、ベテラン勢の名曲カバーに加え、印象的な若手さんもおられました。CD買ってみようかな……  
 エンディングは長野さんのごあいさつと再び全員で「遠い世界に」でした。 
 ではではっ! 出演者を自分なりにカテゴライズしてご紹介〜♪(敬称略) 
 

●ソロ (ギター) 
 
 
 
 
 
 
 
 
雅薫 matsuo(ガショウマツオ)(ブルース) 
安藤明子 
三島邦生 
Eggplant 
吉良健太郎 
KEN 
ヒロキ 
やま。(スティールギター) 
松崎博彦
●デュオ  
 
kyon & tubasa ★ (ギター2本) 
百姓大魔王 (ギター&マンドリン)
●グループ  
 
 
 
弟国ランブラーズ 
チョーサンバンド(from 劇団 MOMO) 
ムーンライト・グラハム 
バラーズ
●沖縄民謡  
  フラットマンドリン  
  Eピアノ  
  津軽三味線  
  ウクレレ
ハモンズ 
ひでまんフラットマンドリン 
松井恵子 
徳田恵美 
かるあ
●マジック マジシャン中村
 
 
 
高石ともや 年忘れコンサート’07
■ 07/12/25 新大阪メルパルクホール ■
 昨年、一昨年から変わったこの会場は、ステージが良く見えます 2階席もありましたが、使ってなかったのかにゃ? 
 1曲目「道づれは南風」2曲目揖斐川マラソンの歌と、今年はマラソンの歌からスタートしました。「水は急がない」 「私を待つ人がいる」「綿つみの歌」でバンジョーの坂本健さん、ドラムのマーティ・ブレイシーさんらおなじみのメン バーも登場しました。 
 引き続いては今日のテーマ<老後の歌>として「鉄道ぐらし」「波止場だよお父っつあん」(←美空ひばり)「ダッチマン」の 3曲。「夕空に祈ろう」をはさんで、坂本健さんのバンジョーメドレー(1曲目……よく聴く曲だけど、タイトルが出てこないで すぅ(T.T)。3曲目はフォギーマウンテンブレイクダウン。)。『あまびーれ』という小説(宮本克巳著、新生出版)で、昨年の年忘れコンサートの模様が 詳しくつづられているということも紹介されました。最後は「せめて今夜だけ」「谷間の虹」「陽のあたる道」で第1部終了となりました。  

 ホノルルマラソンで誕生日を迎えたというお話で始まった第2部。宵々山のゲストだった<まつぼっくり少年少女合唱団>OGの古 河幸子さん、村尾藍さんのお二人を加えて、西国33ヶ所巡礼歌から「青岸渡寺」「紀三井寺」「粉河寺」「施福寺」「葛井寺」 「壷坂寺」の6曲を唄ってくれました。巡礼歌集は今春CD・譜面集発売が予定されています☆ 
 ここで、壷坂寺の住職さん・常盤勝範さんが登場し、ユーモア交じりの楽しい、ありがたいお話を聞かせてくださいました。 
 「長谷寺」「2007年の歌」に続いて、ゲストの秋吉英美さん(おはようパーソナリティのアシスタントさん)が登場。「想 い出のアルバム(替え歌)」「新しい朝」の2曲を披露されました。 
 ホノルルマラソン、小田実さん、奥さんのことを盛り込んだ恒例「2007年の歌」をソロで歌われたあと、坂本健さん、マーティが再登場し て「感謝」「もう一歩」「陽気に行こう」の3曲で第2部幕となりました。 

 木曜ミステリーで取り上げられたお話をされ、アンコールとして「想い出の赤いヤッケ」を今年の締めくくりに!  
 来年は、新築のサンケイホールでの開催が決まったそうです。

 
 
 
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 last update: 11/2/11