LEN DEIGHTON

　レン・デイトン (1929-　)　

1929年ロンドン生まれ。スパイ小説の詩人と称される。『ベルリンの葬送』などの「わたし」を主人公にした作品で、ル・カレと共にスパイ小説に新世紀を拓く。戦争小説、料理書などの著作もある。

『冒険・スパイ小説ハンドブック』早川書房編集部編ハヤカワ文庫NV より

『ベルリンの葬送』レン・デイトン稲葉明雄訳ハヤカワ文庫NV
カバー・渋川育由

The Ipcress File (1962)

『イプクレス・ファイル』井上一夫訳早川書房/ハヤカワ文庫NV

Horse under Water (1963)

『海底の麻薬』井上一夫訳ハヤカワ・ノヴェルズ

Funeral in Berlin (1964)

『ベルリンの葬送』稲葉明雄訳早川書房/ハヤカワ文庫NV

Billion-Doller Brain (1966)

『10億ドルの頭脳』稲葉明雄訳ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ文庫NV

An Expensive Place to Die (1967)

『優雅な死に場所』稲葉明雄訳ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ文庫NV

Only When I Larf (1968)(米版: Only When I Laugh)

『笑うカモには』沢川進訳ハヤカワ・ノヴェルズ

Bomber (1970)

『爆撃機』後藤安彦訳ハヤカワ・ノヴェルズ

Close-up (1972)

Spy Story (1974)

『スパイ・ストーリー』後藤安彦訳ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ文庫NV

Yesterday's Spy (1975)

『昨日のスパイ』沢川進訳ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ文庫NV

Twinkle, Twinkle, Little Spy (1976)(米版: Catch a Falling Spy)

『トゥインクル・トゥインクル・リトル・スパイ』後藤安彦訳ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ文庫NV

SS-GB (1978)

『ＳＳ－ＧＢ』後藤安彦訳ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ文庫NV

XPD (1981)

『暗殺協定ＸＰＤ』稲葉明雄訳プレイボーイブックス/ 『裏切りのＸＰＤ』集英社文庫

Goodbye Mickey Mouse (1982)

『グッバイ、ミッキー・マウス』後藤安彦訳ハヤカワ文庫NV

Berlin Game (1983)

『ベルリン・ゲーム』田中融二訳光文社/光文社文庫

Mexico Set (1985)

『メキシコ・セット』田中融二訳光文社/光文社文庫

London Match (1985)

『ロンドン・マッチ』田中融二訳光文社/光文社文庫

Winter : A Berlin Family 1899-1945 (1987)

『ヴィンター家の兄弟』田中融二訳新潮文庫

Spy Hook (1988)

『スパイ・フック』田中融二訳光文社文庫

Spy Line (1989)

『スパイ・ライン』田中融二訳光文社文庫

Spy Sinker (1990)

『スパイ・シンカー』田中融二訳光文社文庫

MAMista (1991)

『マミスタ』田中融二訳光文社/『南米ゲリラマミスタ』光文社文庫

City of Gold (1992)

『黄金の都』田中融二訳光文社文庫

Violent Ward (1993)

Faith (1994)

『最後のスパイ！信義』田中融二訳光文社文庫

Hope (1995)

『最後のスパイ！希望』田中融二訳光文社文庫

Charity (1996)

『最後のスパイ！慈愛』田中融二・町田康子訳光文社文庫

短編集

Declarations of War (1971)(米版: Eleven Declarations of War)

『宣戦布告』後藤安彦訳ハヤカワ文庫NV

ノンフィクション

Fighter: The True Story of the Battle of Britain (1977)

『戦闘機』内藤一郎訳ハヤカワ・ノンフィクション/ハヤカワ文庫NF

Airshipwreck (1978)

アーノルド・シュワーツマンとの共著

Blitzkrieg: From the Rise of Hitler to the Fall of Dunkirk (1979)

『電撃戦』喜多迅鷹訳ハヤカワ・ノンフィクション/ハヤカワ文庫NF

Battle of Britain (1980)

マックス・ヘースティングズとの共著

Blood, Tears and Folly: An Objective Look at World War II (1993)

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Last Updated on July 14, 2001.