A Time to Kill (1989)
Cover
『評決のとき(上)』 ジョン・グリシャム
白石 朗訳 新潮文庫

いまなお人種差別の色濃く残るアメリカ南部の街クラントン。 ある日この街で、二人の白人青年が十歳の黒人少女を強姦するという事件が起きた。 少女は一命をとりとめ、犯人の二人もすぐに逮捕されたが、強いショックを受けた少女の父親カール・リーは、裁判所で犯人たちを射殺してしまう。 若いけれど凄腕のジェイクが彼の弁護を引受けたのだが……。 全米ベストセラー作家の処女長篇。
カバー より
カバー装幀 辰巳四郎

Cover
『評決のとき(下)』 ジョン・グリシャム
白石 朗訳 新潮文庫

カール・リーの弁護を務めるジェイクの周辺では、庭先に燃える十字架を立てられるなどのいやがらせや脅迫が相次ぐ。 才気煥発な女子学生エレンと共に準備を進めるが、確信犯ともいえる犯罪で無罪を勝ち取るのは不可能に近い。 公判が始まり、黒人と白人の対立が頂点に達するなか、ついに評決のときを迎えたが――。 アメリカの裁判の雰囲気をリアルに伝える、第一級の法廷サスペンス。
カバー より
カバー装幀 辰巳四郎
カバー写真 ©ALEXANDRA AVAKIAN/WOODFIN CAMP/PPS

by John Grisham

Cover & Synopsis Copyright © SHINCHOSHA Co.
Last Updated on August 14, 1997.
Htmlized by Ryuji Okuyama