Dancing Bear (1983)
Cover
『ダンシング・ベア』 ジェイムズ・クラムリー
大久保 寛訳 ハヤカワ・ミステリ文庫

十一月になると、ここ西部にも万物が凍てつく冬の足音が聞こえてくる。 吹きすさぶ風が運んできたかのように、私のもとに一通の手紙が舞いこんだ。 死んだ父親の愛人からで、密会を続ける謎の男女の目的を探ってほしいという。 好奇心も手伝って、私はその男女を追い始めたが、やがて思いもよらぬ殺人事件の渦中に。 『酔いどれの誇り』に続き、大西部の雄大な自然に抱かれて生きる探偵ミロの姿を詩情豊かに描き出した感動作
カバー より
写真・装幀/亀海昌次

by James Crumley

Cover & Synopsis Copyright © HAYAKAWA PUBLISHING, INC.
Last Updated on July 14, 2001.
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