Degree of Guilt (1992)
Cover
『罪の段階(上)』 リチャード・ノース・パタースン
東江一紀訳 新潮文庫

弁護士クリスにテレビ・インタビュアーのメアリから電話が入った。 有名作家からレイプされそうになり、誤って射殺したというのだ。 かつてクリスと関係を持ったメアリは、その後、息子カーロをもうけたが、別れて長い間没交渉だった。 女性弁護士テリーザとともにクリスは正当防衛の線で弁護を引き受けるが、事件には多くの秘密が隠されていた。 全米を沸かせた法廷ミステリーの最高傑作。
カバー より
カバー装画 西口司郎
装幀 多田和博

Cover
『罪の段階(下)』 リチャード・ノース・パタースン
東江一紀訳 新潮文庫

正当防衛かそれとも謀殺か――。 全米が見守るなか、予審が開始された。 検察官シャープの冒頭陳述を皮切りに関係者が次々と証言すると、メアリの主張が検視結果と微妙に食い違っていることが明らかになった。 現場に残されたテープをめぐり、検察と弁護双方の駆け引きが続くさなか、テリーザは事件の謎を解く鍵を手に入れる。 男女の葛藤、親子の絆を感動的に織り込んだ物語の結末は……。
カバー より
カバー装画 西口司郎
装幀 多田和博

by Richard North Patterson

Cover & Synopsis Copyright © SHINCHOSHA Co.
Last Updated on October 29, 1998.
Htmlized by Ryuji Okuyama