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最新鋭の米原子力空母ユナイテッド・ステーツの巡航は、もう100日を越え、航空団指令グラフトン大佐は乗員の士気を保とうと心を砕いていた。 しかし搭載機の原因不明の墜落事故が続き、自身も視力低下のため、この航海での搭乗が最後になるかもしれなかった。 艦に接近した小型船を偵察していたグラフトンは、突然対空砲火を浴びた―― 元艦載機パイロットが書いた迫真の航空冒険小説。 カバー より
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カバー 佐竹政夫 | |
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狂信者エル・ハキムはアラブ統一を夢見ていた。 そのための、米空母を乗っ取る大胆不敵な計画は、周到なクァズィ大佐の手で着々と進められた。 ナポリ入港中のユナイテッド・ステーツは、目的も正体も明かさず忍び寄る侵入者たちの前に、全く無防備だった。 そして突然、格納庫の側で火の手が上がった――。 吹き荒れる暴風雨の下、航空団指令グラフトン大佐は最後の出撃に飛び立った。 カバー より
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カバー 佐竹政夫 |