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嵐のスコットランド。 当地で休暇を取っていた米国立海中海洋機関(NUMA)のオースチンとザバーラは荒れ狂う波に揉まれるトロール船を発見し、その救援に向かった。 危機一髪で乗組員の救助には成功したものの、オースチンは船に不審を抱く。 何かがおかしい。 船長の挙動には不自然なところがあるし、そもそもなぜ漁船がこんな嵐の夜に――。 事実、ふたりが陸に戻ると思わぬ事態が待ち受けていた。 やはりあの船には何かある。 オースチンは謎を突き止めるべく、再び座礁したトロール船に向かった。 カバー より
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カバー・デザイン:岩郷重力+ WONDER WORKZ。 カバー・イラスト:岡本三紀夫 | |
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座礁したトロール船で発見されたのは古代エジプトの遺物だった。 これにより謎に包まれたファラオ〈ヘリホル〉の存在が浮かび上がる。 さらにはこの王の出奔とともに忽然と消えた巨大な富があったこと、そして遺物を資金源にする非合法な武器商人グループがこの富を狙っていることも明らかになった。 この企てを阻止すべくイギリスのMI5と手を組んだオースチンらNUMAの面々は、手段を選ばぬ武器商人たちと際どく渡り合いながら、古代の財宝へ、そして古代エジプトの真実へと迫っていく。 カバー より
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カバー・デザイン:岩郷重力+WONDER WORKZ。 カバー・イラスト:岡本三紀夫 |