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ied (1972)
『サディーが死んだとき』 エド・マクベイン
井上一夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
キャレラは自分の耳を疑った。 こいつが死んで嬉しいよ―― 弁護士フレッチャーは妻の刺殺死体を前に、こう言ったのだ。 犯人は難なく挙がり、麻薬を買う金欲しさに襲ったと自供した。 だが、フレッチャーはキャレラに対して異常なほど挑発的な態度をとり続けた。 心中に湧きあがる疑惑から、あえて捜査を続けるキャレラが、ついに探りだした驚くべき事実とは? 都会に生きる人間の歪んだ心の微妙な動きを見事に描ききった秀作
カバー より
装幀/スタジオ・ギブ
写真/佐藤秀明
by
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M
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Cover & Synopsis Copyright © HAYAKAWA PUBLISHING, INC.
Last Updated on October 26, 2002.
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