20世紀初頭のアメリカ。 西部一帯の銀行で、冷酷無比な強盗殺人事件が頻発していた。 犯人につながる証拠はない。 政府の要請を受けた〈ヴァン・ドーン探偵社〉は、通称“強盗処刑人”の逮捕にエースのアイザック・ベルを差し向けた。 捜査を開始して早々、ベルのもとに正体不明の美女が現われ、ソルトレイクシティではまたもや銀行が襲われる。 捜査は難航した。 しかし、ベルは同僚とともに新しく手に入れたわずかな証拠から犯人の拠点をサンフランシスコと断定。 犯人を罠にかけるべく新聞に偽の情報を流すのだが――。 カバー より
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カバーデザイン:井上則人 イラスト:角田純男 | |
罠とは知らない“強盗処刑人”は女装してベルたちが待ち受ける銀行に乗り込んできた。 ベルは変装を見破るが、銃撃戦となり、犯人はベルの脚を撃ち逃走する。 しかしこのとき、ベルは“強盗処刑人”の正体を確信した。 そして、殺人に取り憑かれた犯人は、また銀行を襲うにちがいない――。 犯人はあらゆる知略をもちいて犯罪を企て逃亡を図り、ベルは最新のテクノロジーと不屈の闘志で追い詰める。 20世紀初頭の西部を舞台に、息詰まる大追跡劇が始まる! 冒険小説の大家が放つ、〈アイザック・ベル〉シリーズ第1弾 カバー より
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カバーデザイン:井上則人 イラスト:角田純男 |