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東ドイツ、ソヴィエト製新型ミサイルを設置か? 英国軍情報部が入手した情報は恐るべき可能性を示唆していた。 折しも冷戦のさなか、もし事実とすれば、イギリスがその最大の標的となり得る。 昔日の勢力復活の好機を得た情報部は秘密基地の空中撮影を決行。 だが、そのフィルムを受け取った潜行員は殺害され、計画は崩壊した。 かくて、元部員のライザーがミサイル確認の命を受け、猛訓練の末、東ドイツ国内へと潜入する。 行くてには死の危機と裏切りが待つとも知らずに……。 冷戦の不気味さと非情なスパイの世界をリアルな筆致で描破する傑作! カバー より
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カバー・村山潤一 |