![]() |
事の始まりは、ひき逃げされたヒッチハイカーだった。 男が死んでいたのは確かだった。 救急隊員もそう言っていたし、検死医も自分で確認していた。 だが、死体が安置されているはずの解剖台は空だった! 検死医は恐怖に震えあがった。 その時、ドアが開かれ、裸の男がうなり声をあげながら近づいて来た……! スティーヴン・キングの『呪われた町』に刺激を受けたマレルが、小さな田舎町を襲う戦慄の日々を描いて、<吸血鬼・人狼>テーマに新機軸を打ち立てた傑作。 カバー より
|
カバー・デザイン/辰巳四郎 カバー・イラスト/生頼範義 |