'Til Death (1959)
Cover
『死が二人を』 エド・マクベイン
加島祥造訳 ハヤカワ・ミステリ文庫

警察に日曜日はない。 初夏のさわやかな微風も明るい陽ざしも、一旦緩急あれば刑事にはもどかしいばかりだ―― その日もスティーヴ・キャレラは電話でたたき起こされた。 今日は妹アンジェラの結婚式なのだが…… その花婿となるトミイ・ジョルダーノからだ。 至急来てくれという。 トミイの自宅を訪れたキャレラがそこで見たものは、小箱にうずくまる猛毒の黒後家蜘蛛だった。 しかも“花婿に”とのカードまで添えられている。 単なるいたずらか、それとも…… 晴れの結婚式の当日に起きた忌まわしい事件をセミドキュメント・タッチで描くシリーズの逸品
カバー より
装幀/スタジオ・ギヴ
写真/佐藤秀明

by Ed McBain

Cover & Synopsis Copyright © HAYAKAWA PUBLISHING, INC.
Last Updated on March 17, 1998.
Htmlized by Ryuji Okuyama