Paintgraphic3 ファーストインプレッション
まあ買ってみるかと思ったわけですよ。高いけど。
Paintgraphic2講座やってた縁もあるし。
最初のインストール作業でいきなりコケる。

先に進めなくなった。
レジストリ見てるの直し忘れたのかもしれないが、思いっきり「大きなお世話」である。
いわば「お得意様」を優遇する気まったくないよな。げんなり。
この時点でもうレビューする気もなくなっていたのだが、まあ触ってみるまでは、と気をとりなおす。
結局いったんPaintgraphic2をアンインストールして、Pg3のインストールを始める。
起動する。
わずかに起動が遅い。が、気になるほどではない。一般からすれば、軽い方である。

以下、Paintgraphic2との違いを列挙する。(注:私はPaintgraphic2 Proを持っていないので、2と3との比較である。)
・マウスホイールでの拡大/縮小表示がデフォになった。
・画像のピクセルサイズや選択範囲のピクセルが常に表示できるようになり、わかりやすい。
・ヒストグラムが常に表示でき、写真調整を多くする人には便利かも。
・ナビゲータは便利。
・反面、パニングスクロールは従来のまま。
・メニューに「ドキュメント」「レイヤ」の項目が追加され、メニューが整理された。
・PhotoshopプラグインはPg2と同じくらいの動作率。フィルタの名前が表示されなくなるバグは修正された模様。
・しかし、古いPhotoshopプラグインにある、「色選択ダイアログで選んだ色が反映されない不具合」はそのまま。おそらくOS側の変更によるものと思われるので、それは高望みしすぎか。
・文字入力でボックスが配置できるようになり、文字の編集が出来るようになった。文字データで保持するようだが、レイヤの種類を変更することによってピクセル化することが出来る。
・文字パスという多少の変形が出来る文字ツールを搭載。それはいいが、文字入力とまったく別で、紛らわしい。
・レイヤがツールボックスから独立し、ツリー表示が追加された。これはありがたい。
・ツールバーに好きなツールを登録できるようになった。横一列というのは使いやすいのか疑問。
・フィルタが追加された。「比較表示モード」というのを使うと別ウィンドウで大きくプレビューされ、オリジナルと比較しながら調整可能。良い改良点。
・ツールボックスではブラシオプションやツールが折りたたみ出来て、面積を小さく出来る。だがブックツールだけは出来ない。何故だ。レイヤが逃げたため、むしろ一番いらない。
いじってみた感じでは、『基本的には変わっていないが細かい部分が追加された』である。
Pg2の2.5倍の価格を払って良いかは微妙なところ。
*追記:ライセンスは一台のみ。三台あって手近なところで作業する私のところでは埃をかぶりつつある。
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