NUMB3RSを3rdシーズンまで見た。



アメリカTVドラマで、FBIの兄と大学教授で天才数学者の弟が協力して事件を追う、というのが筋。
基本1話完結で緩急がついてて気楽に見れて楽しい。

主人公チャーリーは「超」のつく天才。チャーリーで天才っていうとアルジャーノンなんだけどこれとはまるで関係ない。
彼は統計からネット追跡、量子論に確率に数論と、もはやなんでもござれである。数学って確か一番細分化してて縄張りがきちんとしてるってどこかで読んだんだけどな。

最初の方は気合い入っててシナリオもしっかりしてる。ただ本数が増えるにつれてFBIの描写の方に重点が移り、やや理論の扱いが雑になってくる。
またフィクションか実際にそういう手法があるのかわかりづらいのもあるし。

例えば『ブレた指紋で普通の検査には使えないものを画像処理で鮮明化する』って箇所があったんだけど、ブレてたらそもそも特徴点がかなり消えてるだろうし、鮮明化したところで照合可能なのかな? って思ったりした。
日本刑事ドラマによくある、超々々々高解像度防犯カメラとかだとわかりやすいのに。
日本のドラマで一番笑ったのはあれだな、平安の絵巻物の人物を復顔法を使ってCGにしたら現代写真の一人と人相が一致した、ってのがあった。
そのプログラム欲しいわ。

(生じゃない)スパゲティのそれぞれの端を持ってゆっくり曲げていくと必ず3つ以上に折れる、みたいな数学ウンチクもっと見たい。




 

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