もうWebではあんまりリアルタイムに執着しない方がいいんじゃないか



これだけスマートフォンやらタブレットやらが普及してしまったのなら、『リアルタイムですぐに流れる情報』=鮮度中心の情報はそちらに任せたらどうだろう。


ツイッターというのが扇動装置(正しい情報であれ、嘘であれ)にしか見えない私にとって、そちらはあまり魅力的ではないのだ。

本というのは時間の蓄積でもある。読むにもそうだが、書く方はその何十倍の時間と思考を振り絞って作品が出来上がっているのだ。
電子書籍に私が感じる『落ち着きのなさ』は、特に時間もかけずに書き流すツイッターやケイタイブログと同じポジションに座らされたせいではないだろうか。

Webはリアルタイムでなくてもいい、蓄積型コミュニケーションで十分である。
小学生がチラッと見て、『大人って何であんな小難しくて頭痛くなりそうなWebなんてもの読んでるんだろ?』って思わせるものの方がいい。
そうしてこう言い返す――『お前も大人になればわかるさ』


 

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