新規作成の時に出るダイアログって何を決めるの?

さあ、絵を描くぞーと気分が盛り上がったところでポチっとナ、と新規作成アイコンを押すと下のこれが出てくるんですが、何をごちゃごちゃ言ってんのって感じですね。
Image_paintgraphic2/dialog.jpg

『画像タイプ』っていうのは、「色をどれくらいたくさん使えるか」を選ぶものです。
今さらグレーや2値(つまり、白黒)で絵を描く意味っていうのはあまりないので、初期設定である「RGB 8ビット/チャネル形式」を選んでおけばいいと思います。この設定では約1670万色が扱えます。ちなみに人間の色彩判別能力は約300万色だそうです。
一番扱える色が多いのは「RGB 16ビット/チャネル形式」ですが、現実問題としてモニタ(や人間)の色再現能力を超えるほどの細密なデータが必要な状況はそんなに多くありません。画像全体のデータ量も2倍になりますので、フィルタ処理や保存などに時間がかかるようになります。

『新規レイヤ』は素直に背景付きにしておきます。
実際、透明にしたところで下のレイヤに別の色を置いておかないと描線と背景の境界が判りづらくてしょうがないからです。
背景付きで作ってから透明レイヤを作れば済むことなので。

『サイズ』はピクセルで指定します。ピクセルって何?
PaintGraphic2のようなペイント系ツールは、細かい方眼紙の一つ一つの四角を塗りつぶすようにして絵を描いていきます。その一番小さいマス目のことを1ピクセルと呼びます。方眼紙の細かさのことは「解像度」と呼びますが、それはまた後で。
例えば壁紙を作る場合、モニタの表示できるサイズに合わせると変に伸びないのできれいに見えます。19インチだったら1280*1024ピクセルとかですね。

『解像度』はさっき言いましたが、方眼紙の細かさの度合です。この数字は1インチの中にマス目が何個あるかを示します。
昔からモニタでのみ見る画像は72か96と決まっています。一般的なのは72でしょう。
印刷屋さんで刷ってもらうなんて時には350~1200だと聞きました。カラーと線画で違うようです。

『背景色』については特に説明するまでもないでしょう。その色で塗りつぶされた画像ファイルが作成されます。

さて、何を描きますか。


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