アズバン先生、大ハジけ
読んで下さった方々、ありがとうございました!



”メシアの目的”

 第一話の第二章で、メシアはソフィスタに子供を産ませて罪を悔い改めさせようと言っていたので、その計画を復活させました。…あれ一度きりにするには惜しいネタだったので…。
 しかし、彼には早いうちにこの計画を断念してもらいたかったので…長続きさせるとしつこくなるかなぁと思って…それを書けるお話を考えていました。
 結果、思い浮かんだのが合コン話…(汗)
 いや、彼が合コンに参加するという案は、早いうちから思いついていたのです。
 なので、ソフィスタに子供を産ませる計画実行のために合コンに参加させ、失敗に終わらせることで、メシアの考えを変えることにしました。…何のこっちゃ…。
 …いつまでも子供産め子供産めって言い続けていると、ソフィスタのほうがメシアを追い出しかねないと思って…。
 あと、もしセタとルコスが、ソフィスタの技術がなければ生きられない生物だったら、メシアはどういった選択肢を選ぶのだろうかと考えていたので、そのことについても書きました。
 全ての命を救うことはできないという現実を真正面から受け入れ、それがどんなに辛いことでも逃げ出さず、決断を下し実行するという、メシアの強い姿勢も書きたかったので…まあ、マリオン戦でも書きましたが、今回はマリオンに対してではなく、セタとルコスに対してでした。

”ロクな大人のいないアーネス”

 彼を合コンに引きずりこむ役は、第一話にアズバンを登場させた時、彼なら使えるかもなーと思ってアズバンにしました。…真面目でいい先生だったのですが…急遽あんな性格にしました。
 そして、外見も性格もあんなメシアが合コンに参加すれば、確実に参加者は全員退くと思い、一緒に合コンに参加する女性三人は、マッドな性格の生物学者にしました。
 それからです。ネタがポンポン思いついたのは。血液採取とか検温とか検便とか。…私、品のないネタも使います。あんまりひどくはやらないよう、心がけはしますが。
 …ちなみに、ロザリー、ティア、ルーシェの三人は、アクセサリーや化粧品から名前を取りました。
 そこはかとなく大人の女性らしさを出そうと思ったのですが…う〜ん…大人の女性と言うより、ひたすらキャピキャピでしたな…(汗)
 でもわりと気に入っています。アズバンも含む四人の性格。

“メシアが暴れた、その後は…”

 さて、飲食店で問題を起こし、人間に追い掛け回されていたメシアですが、まだ彼の苦難は終わっていません。
 …このお話の続き…と言うか、もう一騒動起こそうと思っているのです。
 だって、メシアを追い掛け回していた人間たちにとって、怪物がまだアーネスにいるという恐れが残っているのですから。
 ということで、次回は合コン騒動のせいで指名手配にされたメシアの話を書こうと思っています。
 …そうとう先になると思いますし、いつ気が変わるか分かりませんが…とりあえず現時点での予定と言うことで。

 …手配中!自称『神の使い』…あ〜ますますレオ様ちっくだ、メシア…(汗)

2005.1.22
umiushi


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