”エルフの少女タギ”…五章まで書くつもりでしたが、上手く分割できなかったので、四章に詰めちゃいました。短い第八話です。今回はエルフの少女タギの登場と、メシアが気にしていた人間の女性についてですが…もっと戦闘シーンも書きたかったなぁ…。めいっぱい怪我とかさせるつもりだったのですが、わりと平和に終わりました。 あーでも、最初と最後は平和ではありませんでしたね。かなりしんみり感のあることを書いていました。 エルフという種族は初登場ですが、人間とは交流が深い種族です。人間より遙かに数が少ないし、人間の町ではめったに見かけません。 タギの話では、エルフはメシアの種族…メシアの種族の名称も、今回で初めて出したな。ネスタジェセル。そのネスタジェセルを駆逐するのがエルフの役目っぽいとか言っていますが、最近は見かけないので、人間の町でもエルフをあまり見かけない…ということになっています。 人間たちとは別の島国で暮らし、ネスタジェセルは始末しろと教えられ、そのために子供の頃から鍛えられているなど、奇妙な点が多いです。この世界のエルフは。 特にエルフの男は恐ろしく強いとのことですが、そのうち男も誰かしら登場させたいと思っています。 …案はあるんですよね。既に。エルフの男の中でも、特に出番が多くなりそうなキャラが。むしろ次回の話で出したいくらいのが。 …次回、出そうかなぁ…どうしよ。 ”ソフィスタの変化”メシアと出会ってから、少しずつソフィスタも変わっていきましたが、ヒュブロで一応初恋を果たしてから、ソフィスタがどう変わったかを書こうと思い、ついでに近々登場させようと思っていたエルフと、ザハムに惚れているサーシャを登場させました。元々はソフィスタメインのお話にするつもりだったのですが…メシアのほうがメインっぽいかも。ソフィスタ、家でダラダラしているだけですし。 しかしダラダラしつつも、少しは人を受け入れるようになったり、メシアのさり気ない態度に悶々したりと、イロイロ苦悩しています。 さらに、年上のサーシャの恋愛事情を聞かされて、もっと悶々させられたり、ホント、乙女ってます。ソフィスタ。 まあ、風邪をひいていてイマイチ頭も働かない状態ですし、元気になれば、メシアとの関係も例のどっつき漫才コンビに戻りますが、完全に戻ることはないでしょう。 今までよりもメシアを気遣ったり、メシアのために頑張ったり、メシアに対しては特に感情的になったりと、少しずつ人間味も出てくると思います。 ”ラゼアンの女性と聖なる王”第四話で書きましたが、メシアはラゼアンという港町で、マリアという名の人間の女性にお世話になりました。彼女の名前を、ようやく出せました。そして、第一章でざっくり書きましたが、聖なる王の秘密が、だいぶ明らかになりました。 メシアと同じ名前で、メシアと顔がよく似ている聖なる王。メシアと何かしらの関わりがありそうな、マリア。マリアとメシアを様付けで呼ぶ男…などなど、だいぶ謎を残しました。今回。イヤ今回だけではありませんが。謎を残すのは。まあ、そのうち明らかになっていくと思います。そこまで書く気力があればですが。 しかし、第三話あたりから今回まで読み返してみると、もしかしたらメシアについて何か分かることがあるかもしれません。第四話でも、メシアの特別な力について、さり気なく明かしていますし。 でもまあ、そこまで読み込んでいる人もいないと思うし、文章稚拙だし、分からないかも…。 …まあ、今後マリアが生身で登場することはありませんが。せいぜい回想シーンとかくらいですね。この世界では基本的に死者は蘇りませんから。 蘇ってもゾンビとか、そんなんです。 でも、次回…第九話では、初っ端からマリアのちょっとした出番が…あるかも。 “次回から新展開?”第一話〜第四話までが出会いの話でしたが、第五話〜第八話は、ソフィスタとメシアが互いに絆を深めていく話で一まとめになっています。そして第九話は、タギと出会った次の日の話になりますが、ソフィスタとメシアがアーネスを旅立つ話になります。 なんつーか、そろそろRPGっぽいお話を書こうかと思って…。アーネスの街でも、だいぶ騒がせましたし。ソフィスタとメシア。 と言っても、お使い感覚で旅立ちます。ちょっと校長にお使いを頼まれて、遠くの町へ行くってな感じで。 しかも、そのお使いの内容が、けっこうアホいです。…まあ、本当は別の目的があって旅立つことを決めるのですが。 …でも、旅立った矢先にバトルがあるかも…んで流血とか残虐なシーンもあるかも…。 ということで、次回からソフィスタとメシアの旅編がスタートします。 あ、あと、久々にホークが登場します。第五話に登場していた、あの謎の少年です。 ではでは、短い第八話でしたが、お付き合い下さってありがとうございました! |
2010.11.28
umiushi