ソフィスタが様々な感情に翻弄された日々でした
読んで下さって、ありがとうございました!



”元々は芝居を見る側でした”

 ソフィスタとメシアは芝居を演じる側ではなく、観客として舞台"詩の子"を見る…予定だったのですが、何か盛り上がりに欠けると途中で思い、芝居を演じる側にしました。
 その結果、イロイロと無理も生じさせてしまいましたが、とりあえず完結しました。だいぶ時間が掛かってしまいましたが…。
 ホルスも登場させる予定はありませんでしたしね。しかし、ソフィスタの何気に歌や踊りが上手いとか、そういう面を出せたのはヨカッタなと思いました。
 歌とダンスとピアノが上手いとか、冷血少女の意外な特技と、その理由は、追々明かしていきたいです。

”さり気に出したエジプト神名”

 既にホルスが出ていましたが、今回でさらにアメミットと、さり気なくセクメトを出しました。
 イシスも既に出しましたしね。今後もちょいちょいエジプト神名を出していくと思います。
 その割には、物語"詩の子"で神とされている登場人物の名前はエジプト神名ではありませんけどね。ちゃんと理由はありますし。
 …にしても、セクメトを出したらオシリスも出したくなるなぁ…一応、いますけどね。オシリス。こちらのオリジナル小説でも、登場させる予定はあります。予定だけは。
 しかし、とうぶん先の話になりそうです。…ホントは次の次あたりで出したいと思っていたんですけどね…次の次ではオシリスではなく、別のエジプト神名が出ると思います。
 変更する気がなければ、クヌムが出ます。

”不思議な物語”

 二千年以上前に作られたとか、登場人物の名前がメシアの故郷にあったりとか、伏線的なこと書きましたが…勘の良い人は気付きますよね。というか、気付くように書いたつもりですし。
 物語"詩の子"は、この世界の過去です。まるっきり物語の内容と同じ出来事があったというわけでもありませんがね。筆者は事情があって、あえて物語…フィクションっぽいものを書いた、ということにしています。
 確か、レオナルド・ダ・ヴィンチ…説明不要な超有名芸術家ですよね。描いた絵に、何かのメッセージが隠されているとか、ホントかどうかまでは知りませんが、聞いたことがあります。物語"詩の子"も、後世へ密かに伝えるメッセージみたいな感じで書かれたものということにしています。
 人間の世界にある図書館に、突如出現した本。メシアの故郷との関係。そして、メシアが両親の名前を教えてもらえなかった理由…などなど、思う存分伏線を書けた〜って気分になりましたが…果たしてどこまで伏線回収できるでしょうねぇ…。

 サテ、次回は、やっとこさ目的地ラゼアンに着きます。第八話にもある通り、しんみりした内容になりそうです。

 ではでは、むっちゃ完結に時間がかかりましたが、お付き合い下さってありがとうございました!
 …お付き合い下さった方、いるんかなぁ…。

2016.3.7
umiushi


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