LUNAR2ばっかへ

私の中ではルーシアよりヒロイン度高な偽アルテナさん
かなり趣味に走ったお話、無事完結っ!

 "偽アルテナさんのお話"

 偽アルテナさんのお話、ずっと書こうと思っていました。
 しかし、彼女について、ゲーム中では何も明らかになっていないで、ずっと書けずにいました。
 しかし、小説版のLUNAR2の三巻を読んだら、彼女のことがあるではありませんか。
 幼い頃、誰からも注目されなかったということと、神団では下心なしで彼女を尊敬していたのはレオ様だけだったということを読んで、「これだぁ!!」と思ったのです。
 …イヤ、だって、ホラ、レオ様に出演して頂いたほうが、私、燃えますし…。

 "初めの内は…"

 お話しを書き始めた頃は、神団に入信したレオ様のことが、偽アルテナさんは気になり始めて…という具合にストーリーを考えていたのですが、途中から、なぜああまでして永遠の若さを手に入れようとするのか、過去に何があったのか…ということについて明かしたくなったので、結果、その執着心の原因はレオ様にあった…ということになりました。
 …ただでさえ切ないお話にしようとしていたのが、さらに切なくなってしまいました。
 本当は、偽アルテナさんには幸せになってもらいたかったので、ハッピーエンドなお話しがいいな〜と思っていたのですが、彼女は命を失っているわけですし…。
 ハッピーエンドっぽいお話は書けても、あくまでもハッピーエンドっぽいだけで、本当のハッピーエンドを迎えることはできないだろうなぁ…と考え、結局、あのような終りかたになってしまいました。
…まあ、他にもいろいろと試行錯誤を繰り返しましたが…。

 "レオ様と偽アルテナさんの関係"

 今回のお話をご覧になって頂いた方にはおわかりになって頂けると思いますが、私の中ではレオ様と偽アルテナさんは、なかなかラヴラヴな関係になっています。『ブ』ではなく『ヴ』です。発音は難しいです。
 本命はジーンさんなんですが、偽アルテナさんとは昔の恋人というような感じでくっついてもらっています。
 …ホントのところ、今回のお話は、子供の頃の二人という、ほのぼの感がありめなお話ですが、今回の物語の内容に至るまでの思考錯誤の中で、お互い本気の関係という案がありました。
 子供の頃の話はありませんが、レオ様が四英雄になってから、ある出来事がきっかけで、互いに想い合うようになって、密かに大神殿で会っていて…ってな感じの案です。
 しかし、そんな精神的にも大人な二人を本気の関係にしたら…どこまでラヴ道を突っ走ってしまうのだろうか…。
 ということで、ほのぼのな子供の頃の話を書きました。

 では、レオ様を愛してやまないうみうしのお話しにお付き合いして下さったことに、心から感謝申し上げます。
 どうもありがとうございました!!


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