BACK

『イヌのぶき考察』

ボニーが装備できる唯一の武器、『イヌのぶき』について、ちょっと考えてみました。

ドット絵を見ると、ほねっこの何か犬用のガムみたいな形をしています。
犬が装備できる武器として、ぴったりな形だと思いました。
しかし、風呂に入ってボケーっとしていたら、ふと『イヌのぶき』について、疑問が浮かび上がってきました。

まず、装備方法。
あのほねっこの形をした武器は、どこにどう装備するのかを疑問に思いました。

まず、パターン1。





骨を振り回して戦う、まるで原始人スタイル。
二足歩行が可能で、爆発物の取り扱いもできるし、ヨーヨーを披露して拍手を送られることもあるんだから、骨握って振り回して戦うことくらい、朝飯前でしょう。
ホント、すごい犬です。ボニー。
しかし、『イヌのぶき』装備時のボニーの攻撃方法は「かみつく」です。
分かりやすい例えを出すと、ダスターの攻撃方法は基本的には「ける」ですが、装備する武器によっては通常攻撃コマンドで「たたく」と表示されることがあります。
つまり、ボニーが『イヌのぶき』を装備して、攻撃方法が「かみつく」から「たたく」等に変更が無いと、このパターンは採用されないということです。
上の図のように『イヌのぶき』を装備して敵に噛み付けば、噛み付いたことになるのでしょうが、それでは『イヌのぶき』が武器としての意味を成しません。
何のために持っているのか分からなくなります。


次に、パターン2。





犬に骨と言えばコレとばかりの位置に装備させました。
ダスターの蹴り攻撃の武器は「くつ」、クマトラのビンタ攻撃の武器は「てぶくろ」と、二人はそれぞれの攻撃方法に見合った体の部位をサポートする道具を武器として装備しているので、ボニーも攻撃する体の部位、つまり口に装備するのだという案を採用してみました。
…しかし、コレ…噛み付きにくくね?
「くつ」と「てぶくろ」のように、攻撃する体の部位をサポートするにしても、コレじゃサポートできてないんじゃないか?
思いっきりガブーって噛み付こうとしても、「イヌのぶき」が邪魔してアゴが閉じきれず、攻撃力が下がりかねん…。
う〜ん…一番イヌっぽい装備方法なんだけど、何か、ダメかなぁ…。


上の2パターンがダメっぽいなら、他に装備できる体の部位はどこか。あのほねっこ的な形に見合った装備方法は、他にあるだろうか。
そう考えていたら思いついた、パターン3。





原始時代流行のウンバボ・スタイルです。今、名づけました。
コレならスムーズに敵に噛み付けますし、口の上という、「かみつく」攻撃を行う口に近い部位をサポートしているので、何かしっくりくるような気がしました。
…でも、やっぱり、武器としての機能を果せる方法が思い浮かびません…何かコレだぁって感じはあるんだけどなぁ…。


悩みに悩み、こうなったら装備方法は置いておいて、武器としての機能を果たしつつ、攻撃方法が「かみつく」になる手段を考えることにしました。
そして、ついに思いつきました。あのほねっこが、武器としての機能を果たしつつ「かみつく」という攻撃が可能になる、画期的な方法が。
リュカが「ぼう」で敵を叩いて攻撃するように、攻撃する体の部位をサポートするのではなく、その武器が直接攻撃を下すことによって、可能になりました。
それが、下図です。





できました。
某エクソシスト漫画の協力により、攻撃方法が「かみつく」でありつつも、『イヌのぶき』が武器としての機能を果たすことに成功しました。
イヌセンスという、犬のみに反応を起こす未知の物質という設定で、犬にしか装備できない武器にもなりえます。
この武器、この世界の科学の最先端を詰めるに詰めたビルの中でも、特に機械的で科学的な階で入手できるものなので、バイオな武器やハイテクな武器が置いてあってもおかしくありません。
おお、武器のありかの説明までつけられた!
…イヤ、別に、イヌセンスじゃなくてもいいんですがね。とにかく未知の物質だとか、一種の生物兵器だとか、そんな感じにこじつけて説明すればいいかと。


…うん、今のところ、一番有力なのは、武器が変形して攻撃する方法かな。
とまあ、以上が、あくまで私の考えです。他に案がございましたら、お教え願います。


BACK