■小さなテント
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海を見下ろす 崖の上に
ぼくらが張った 小さなテント ほんの小さな 空間だけど 空を受け止め 立っている * 草の優しさに 包まれて
海を渡って 来た風が
* (くりかえし) 海を染めて 陽が落ちる
* (くりかえし) |
「夜の海」「夜明けの海」「小さなテント」「谷間のテント」。7回の博物詩の内、4回までがキャンプの歌で幕を開けています。
この歌は第4回の博物詩で唄われました。四季を順に唄った歌も多いですが、この歌は1日を朝、昼、夜の順に唄っています。
フォークスの歌にはこんなキャンプの歌がいくつかあります。フォークスには、自然の中に裸で飛び込んでいって、歌い続けてきたというイメージがあります。 キャンプの歌と並んで、南の海で羽を伸ばすという歌も多いです。「小さい島で」や「どこかに美しい島はないか」……。雑花塾の作品になりますが、CD「どこかに小さい島はないか」は、丸ごとそんな曲で作られています。 「遊んで 遊んで 遊び疲れるまで ぼくらは海で 遊んでいるだろう」(夜明けの海)
笠木さんの夢はきっと、大自然に囲まれて、手足を伸ばしてゆったりのんびり時間を過ごしたい、ということなのでしょう。
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CD: 未収録
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