◆◆◆ よみがえれ! フォークス  Folks Forever ◆◆◆
 
♪ うたえ 私たちが民衆なんだから
 この世界を動かし 変えるだろう♪
 
 
◆08年6月の「世界は変わっていく」をもって、本ページの更新を一区切りといたします。
「少年よ」「ひとつぶの涙」「ミズナギドリ」「熱帯雨林」「スモモの花」「筑後川」「何処 へ」など、
まだまだご紹介したい歌はいくらでもあるのですが、
コメントを書き添えるのが限界、というのがホンネかも…… (^.^;
長らくの閲覧、どうもありがとうございました。
 
●7月といえば、宵々山の季節。そして、フォークスの 博物詩の季節でもありました。  

●フォークス。無名のフォークシンガー笠木透さんの強い個性を中心に、現 代音楽のピアニスト・安達元彦さん、もとナターシャセブンのメンバー・坂庭賢亨さんと進藤了彦さん、そのナ ターシャサウンドの申し子・赤木一孝さんと松崎博彦さんが結集して生まれた幻のフォークバンド。 
 1985年に結成され、ギターを中心にしたアコースティックサウンドに変化に富んだピアノを 絡め、時には手話も交えながらの演奏活動で日本中を走り回っておったのですが、91年に惜しくも解散してしまいました。笠木さんのメッセージ性と、坂庭さ んたち若手の音楽性がバランスよくミックスされていたと思います。  
 結成当初はナターシャとの違いを強調するかのように、生ギターとピアノ・ベースだけの演奏で したが、徐々にバンジョー、マンドリン、ドブロが加わり、サウンド的にも豊かになってきました。  

●そして、ファイナルを迎えた宵々山と入れ替わるようにスタートしたのがコンサート「博 物詩」。フォークスの歴史と共に毎年1回、合計7回開催されました。プロモーションのために府立芸館の和室で開かれたミニコンサートもありました。   
 ホンの少しですが、スタッフのお手伝いもさせていただいた私にはとても懐かしい思い出です。   

●ナターシャやSAMと違い、フォークスはその7年の活動中に1枚のレコード、CDも残 しませんでした。 コンサートを中心に手渡しで歌を伝える、という意味ではナターシャ同様評価できますが、やっぱり残念…… まさに「幻の」グループになってしまいました。  
 一部の曲はその後、坂庭さんや笠木さんがレコーディングしていますが、多くの名曲がまだ埋も れたまま。ソングブックにも収録されていないものもあります。  
  
●ここでは、貴重なテープやコンサートプログラムを頼りに、そんなフォークスのレパートリーの 中から、私のお気に入りを順次ご紹介していきたいと思います。 フォークス時代をご存知ない方にも、その魅力が少しでも伝わればいいな、なんて思っています。  

●そして、大きな声では言えませんが、いつかはフォークスが再結成される日を、ひそかに 願っています。  
  

*歌詞の引用・転載に問題がある場合はご連絡下さい* 
*作詞者・作曲者・歌詞に誤りがある場合はお知らせ下さい* 
  
 
  
 
● INDEX ● (タイトルをクリックしてね)
■青い 海 
■あなたが夜明 けを告げる子供たち 
■うさっころ道 
■海へ行こう 
■海よ 
■カタクリの 花 
■黄色い花 
■銀色のランナー 
■コマクサの 花 
■世界は変わってい く
■1989 年6月4日日曜日 天安門広場 
■たたず めば空 
■旅へ 
■小さなテン ト 
■トライ明日論 
■長良川 
■ナベの中のチェルノ ブイリ 
■ネムの花咲けば 
■ひとつの 海へ 
■文明 
■ほんとうの 話 
■松原第七 中学校校歌 
■レールの星 
50音順 
 
 
 
  
 博物詩 
  at 京都府立文化芸術会館  
  
 
        vol.1.  1985.6.14  
        vol.2.  1986.6.13  
        vol.3.  1987.7.3.  
        vol.4.  1988.11.16.  
        vol.5.  1989.7.14.  
        vol.6.  1990.7.13.  
        vol.7.  1991.7.11.
 
 草も木も虫も、土も風も大気も、この地上にあって、ぼくらを生かしつづけてくれるすべての物に、ぼくらは、ぼくらのうたを捧げたい。そしてなによりも、 ぼくらは言葉をもたない彼らをうたいたいと思うのです。 
 ぼくらを生かしているすべての物をうたう、だからあえて、「博物詩」というのです。                                      笠木 透 
1985年 第1回博物詩パンフレットより
 
 
 
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