■銀色のランナー
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クルマイスくん 君とぼく
走りつづけて きたんだね クルマイスくん 君とぼく どんな時でも 一緒だった * ぼくは君と一緒に走る
クルマイスくん 君はぼくを
*(くりかえし) クルマイスくん 君とぼく
*(くりかえし) クルマイスくん 君がいたから
* (くりかえし) |
この歌は泣けます。 笠木さん曰く「筋ジストロフィの不良障害者」の詩に坂庭さんが曲をつけました。「キンジス」「トロフィ」と、語呂合わせしてます。繊細な安達さんのピアノや赤木さんのコーラスがしみじみと想いを伝えてきます。
「君は君の主人公だから」「私は何のために生きているの」「Piano Bar」「夢」「ゴチャーマゼマゼゴハン」など、フォークスの歌には、障害を持った人や、難病を抱えた人たちを取り上げたものがいくつかあります。そういった施設を訪ねて演奏されたことも多くありました。「あなたが夜明けを告げる子供たち」や「君が君の主人公だから」で手話を取り入れたりすることもあったし、この点はナターシャにはない、フォークスならではの姿勢ですね。 私自身は、そういった人たちと縁もなかったのですが、フォークスの姿を見て、彼らが精一杯生きている姿や飾らないありのままの普段の生活の様、彼らを支えている人たちの存在を教えられたと思っています。 ハンディキャップのある人たちのことを、私たちは知らなさすぎます。まだまだ隠そうと、隔離しようとしているのです。もっと身近にそういう人がいれば、もっと助け合えるのに。 「バリアフリー」は時として、助け合いの精神を不要にしてしまいます。 「遺伝子治療」は、助け合いのない社会故の発想だと思います。ハンディがあっても幸せに生きられる世の中であれば、「治療」なんて、必要ありませんから。「介護ロボット」とかの発想もね。(すごい偉そうでゴメンナサイ〜) |
CD: やくそく
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