■ネムの花咲けば
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真夏の花だよ ネムの花咲けば
遥かな日々 おもいでがにじむ ぼかし模様の 羽根をひろげた 蝶々のような ネムの花びら * 遠くへ行ってしまった人よ
夏うぐいすが 山で鳴いている
* (くりかえし) 空にひろがる 虹をうつして
* (くりかえし) |
淡々とネムの花を歌った後の落差。サビの部分、大切な人を失った切なさをこらえる姿が痛いほど伝わってきます。
「初めて君に触れたときのよう」ってところがいいっすね(あ、あんまりえっちに解釈しないでね〜物理的に触れたとは限らないのよん)。 どんな気取ったヒット曲よりも、こんなさりげない歌の方が、私の心には響きます……こんな、何でもない身近な花をうたった歌が、流行歌に混じってもっと唄われる世の中になって欲しいものです。 フォークスでは笠木さんのボーカルでした。凪の座のCDではショートバージョンで収録されています。 笠木さんが中村俊道さんのお父さんを歌った歌だそうですが……凪の座の歌では「光の海」「君は恵那山」も大好き。 凪の座は、山口県光市を中心に活動してきた上田達夫さん、久村栄二郎さん、中村俊道さんの3人のバンドで、笠木さんや、ともやさんからよく名前は聞いていたのですが、実際に見たことはないんです。昨年、中村さん、久村さんが相次いで亡くなられたそうで、とても残念に思います。ご冥福を祈りたいと思います。 |
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CD: 凪の座
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