■世界は変わっていく
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* 私はうたう 私のうたを
世界は変わっていく うたえ 私たちが民衆なんだから この世界を動かし 変えるだろう 私たちが自由になれば みんな自由になれる
* (くりかえし) この美しい希望に満ちた 自由という言葉
* (くりかえし) 生きるために必要なもの 自由と民主主義
* (くりかえし) 唄え唄おう この歌を
* (くりかえし) |
チェルノブイリ原発事故、天安門事件、ベルリンの壁崩壊、そして東欧の民主化。フォークスが活動したのは、そんな世界の激動期でした。
そんな世界の変化に呼応して、笠木さんはダイナミックに歌にかえてきました。この歌には、あの時代のあの瞬間、かいま見えた希望の光が歌われています。 ボーカルは赤木さんでした。 しかし、実際には東欧の民主化は民族対立表面化のきっかけともなってしまいました。
この歌を歌った頃にともった小さな希望の灯は消えかかっているのでしょうか…… 笠木さんはフォークスに続き、「雑花塾」でも、さまざまな現代の抱える問題を歌にしてこられています。フォークソングが、フォークシンガーが果たすべき役割は、減るどころか、まだまだたくさんあります。 フォークシンガーが、小さな野の花の歌を優しく唄うだけで良くなるような、そんな静かな世の中がいつか来ることを願っています。 |
CD: 未収録
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