よみがえれ! フォークス  file 22
 
 
■たたずめば空          
作詞: 笠木 透    作曲: ?
遠く雲は空を流れて行く 
山は高く高くそびえて 
たたずめば私一人のために 
遠く雲は空を流れて行く 

青く草は空へ伸びて行く 
風は通りすぎて行くだけ 
たたずめば私一人のために 
青く草は空へ伸びて行く 

高く鳥は空へ飛んで行く 
空ははるかはるか続いて 
たたずめば私一人のために 
高く鳥は空へ飛んで行く 

赤く夕日は空を染めて行く 
光は消える前の輝き 
たたずめば私一人のために 
赤く夕日は空を染めて行く 

たたずめば私一人のために 
赤く夕日は空を染めて行く 

赤く夕日は空を染めて行く

 ナターシャセブンを離れた省悟さんと進藤さんが笠木さんとグループを作ったらしい…… 一体、どんな音楽をはじめるのだろう?? 
 その時見たのが、「フォークス」第1回博物詩のパンフレットに添えられたキャッチコピーでした。 

 フォークソングよ 
 フォークス(人々)のうたよ 
 生きるものすべてのうた 

 私はその言葉に心を打たれました。今も忘れられない言葉です。 
 ともやさんとは袂を分かっても、フォークソングの原点を極める。 
 そんな決意、意気込みが伝わってきたからです。たとえナターシャセブンを離れても、フォークソングは捨てない。そんな情熱を感じて、本当に嬉しかったのです。 
 そして、その気持ちは最後まで裏切られることはありませんでした。 

 「雲、空、山、自然のものを愛する人に贈りたい」。この歌は、そんな省悟さんのコメントが添えられて唄われました。省悟さんと赤べえさんが声を重ね合わすようにデュエットします。 すがすがしく、雄大な自然の風景が見えるようです。

CD: 未収録
 
 
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upload: 07/9/29