よみがえれ! フォークス  file 20
 
 
■海へ行こう         
作詞: 笠木 透    作曲: 坂庭賢亨
悲しい時には 海へ行くがいい 
悲しい時には 海を見るがいい 
母のふところに 抱かれたように 
海は抱いて くれるだろう 

苦しい時には 海へ行くがいい 
苦しい時には 海を見るがいい 
ただうなづいていた 母のように 
海は見ていて くれるだろう 

さみしい時には 海へ行くがいい 
さみしい時には 海を見るがいい 
母がうたっていた 子守唄のように 
海はうたって くれるだろう 

わななく時には 海へ行くがいい 
わななく時には 海を見るがいい 
さすってくれた 母のように 
海はこたえて くれるだろう

 懐かしのメロディ、といっても、本当に好きな歌はずっと聴き続け、歌い続けているので実際はそんなに懐かしくないものです。本当に懐かしいと心に感じるのは、ずっと聞いていなかった歌を突然聞かされる時です。 

 私にとってこの歌は、フォークスのレパートリーの中では比較的印象の少ない歌でした。2004年12月に「坂庭省悟をしのんで」と題して行われたNFDコンサートで、赤木さんが取り上げられたのがこの曲。とたんに懐かしさがこみ上げてきました…… 

 第2回博物詩。その第2部の3曲目。フォークスのテーマといってもいい、海を唄った「どこかに小さい島はないか」「最後の楽園」に続き、「子守唄のような歌」と、坂庭さんが紹介されました。ボーカルはもちろん、坂庭さん。ギターは3連符のアルペジオで、間奏から安達さんのピアノが重なります。 
 

日本海
CD: 未収録
 
 
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upload: 05/1/31