Winter Hawk (1987)
Cover
『ウィンターホーク(上)』 クレイグ・トーマス
矢島京子訳 扶桑社ミステリー

ベルリンの壁は取り壊され、いままさに米ソ両国は、歴史的な軍縮条約を結ぼうとしていた。 だが――。 ソ連最深部にあるバイコヌール宇宙基地から秘密連絡員が思いもよらぬ情報をつたえてきた。 打ち上げ間近のソ連製スペースシャトルに、レーザー砲が搭載されるというのだ。 計画が成功すれば全世界はソ連軍部の思うままだ。 驚愕した米大統領は、この窮地を打開すべく、かつてソ連最新鋭の戦闘機<ファイアフォックス>を盗み出した天才パイロット、ミッチェル・ガントに特命を下す。 ガントはCIAが奪取したソ連製ヘリコプターを駆って、アフガニスタンからソ連領内バイコヌールへと飛んだ。 <ウィンターホーク>作戦が発動されたのだ。
カバー より
カバー・デザイン&イラストレーション:荒川じんぺい

Cover
『ウィンターホーク(下)』 クレイグ・トーマス
矢島京子訳 扶桑社ミステリー

ソ連製ヘリコプターで千キロを北上、ソ連空軍機の追撃を振り切り、はるかバイコヌールに潜入したガントだったが、すでにKGBが彼を待ち受けていた。 だがその男はなんと、戦闘機<ファイアフォックス>を奪われた責任を問われ、この宇宙基地に配転されてきたドミトリ・プリャービン。 ガントは軍情報部の捕らわれの身となり、計画阻止は絶望かと思われた。 しかし軍部の恐るべき計画を知ったプリャービンも行動を起こした。 だが、バイコヌールはすでに完全に外界から遮断されていた。 その間にも、スペースシャトル打ち上げの時刻は迫る。 『闇の奥へ』で人気沸騰、クレイグ・トーマスがポスト冷戦時代を予見した、超大型冒険活劇サスペンス、ここに登場!
カバー より
カバー・デザイン&イラストレーション:荒川じんぺい

by Craig Thomas

Cover & Synopsis Copyright © FUSOSHA PUBLISHING INC.
Last Updated on August 9, 1997.
Htmlized by Ryuji Okuyama