関西教育&心理研究会(KE&P)、教育や心理で活躍する専門家を支援します。
組織・役員・顧問
役職 | 名前 | その他 |
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顧問(心理) | 市井雅哉 | 兵庫教育大学大学院教授 |
顧問(教育) | ||
会長 | 寺田 眞治 | カウンセリングサービスterraplus代表 |
関西教育&心理研究会(KE&P)について
本研究会は、子どもたち一人ひとりを活かすためには、どのような教育的支援やどのような心理的支援をすればよいのか。子どものそれぞれの発達段階での諸課題や現代の社会的な諸課題を解決すために、ともに考え、互いに研鑽を積み、それぞれ教育や心理等の専門領域における新たな知識やスキルを身につけ、今ある資質や能力をさらに成長発展させていくことをめざしています。
また、働く者の健康教育についても、健康の保持・増進、健康について学ぶだけではなく、ひとりひとりが健康について意識を向け、自らが健康を維持・獲得できるようにしていく取り組みについて携わっていきたいと考えています。
そこで、当研究会は、これからの時代の教育職や心理職に求められる資質能力を身につけていけるような学びを継続的に提供することを使命とします。
これまでの資質能力に加え、自律的に学ぶ姿勢を持ち、時代の変化や自らのキャリアステージに応じて求められる資質能力を生涯にわたって高めていくことのできる力や、情報を適切に収集し、選択し、活用する能力や知識を有機的に結びつけ構造化する力を身につけていただけるような研修を提供していきたいと考えています。
具体的には、保育所・幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・大学にわたる幅広い教育専門職ならびに臨床心理士、公認心理師、キャリアカウンセラーなどの心理系専門職による研究協議や実践交流を行うことを目的とします。研究や教育実践および心理実践をより深め、地域や家庭、学校の教育力向上に貢献ていきたいと考えています。
さらに、分野が学校や心理だけでなく経営についての領域についてもカバーできるようにしていきたい。感情や思考、人間関係はビジネスや経営に関わる行動や判断に深く関わっています。人間教育の場である学校ではいうまでもなく、企業人に対しても、企業や職場においてもメンタルヘルスや組織の力を引き出すチーム作りと「こころ」の関係を学ぶことが重要視されています。企業やチームをよりよくするためのリーダーシップのあり方や働く人のメンタルヘルスの維持・促進、組織を活性化させるために必要なマネジメントの手法など、社会で活かせる知識・経験を身につけるさまざまな学びについても提供していきます。
教育の場を例にとると、教員の専門性を学び以下の力を身につけていくことが求められています。これからの社会をつくっていく一般人にも実のところ同様な力が求められているのではないでしょうか。教員を職場のリーダーに、子どもを部下や同僚に、学校を職場に置き換えてみてください。企業人にとっても、これらのことはぴったりと当てはまると思います。
・自律的に学び続ける力
変化が激しい時代において、学び続ける教員像が強く求められます。さらに、自身のキャリアステージに応じて、求められる資質能力を高めていく力も必要であり、それは生涯にわたって高め続けていくものでもあります。
・新たな課題に対応できる力
外国語教育の教科化やプログラミング教育の実施など、時代や社会の変化によって未来を切り拓いていく子どもに適した資質・能力は変化します。だからこそ教員は、探求心を持ち、適切な情報を得ることで、自身が新たな課題に対応できる力をつけるとともに、子どもにも課題に対応できる力をつけることが求められます。
・組織的・協働的に課題解決できる力
子どもたち1人ひとりの力を伸ばしていき、将来の夢や目標を実現していくためには、1人の教員だけではなく「チーム学校」として、学校内外からの多様な人材との組織的・協働的な課題解決能力が求められます。
共に研鑽を積む本研究会にご入会くださるようご案内します。