コロナ禍に初めてこの会場に来ましたが、3回目の今年はおしゃべりも聞こえてにぎやかさが戻りました。人数も15名くらい。
4月のライブ(私は不参加)では、体調不良で休場した赤木一孝さんの唄う「告別式」(高田渡さんの歌)から開演しました。赤木さん、少しスマートになってて「いまベスト体重」だそうです。
続いて、松崎博彦さんボーカルの「初夏の頃」へ。坂庭省悟さんの歌声が聞こえてきそうな「心の旅」、諸口あきらさんの「古い手紙」、それから赤木さんのギターインストで「Ookpick Waltz」と、ボーカルの「雨の夜は一人で」。
“亡くなった人の歌が多い”とか、“自分の歌の歌詞やメロディが出てこなかった”などという、余り笑えない話題も出ました。5月に亡くなった、ゴードン・ライトフットさん(「朝の雨」などの作者)の名前も……
そして、「旅立つ僕のために」と、これは省悟さんの歌声とともに笠木透さんの「一緒に〜」という声も思い出される「一本の樹」。サビはシングアウトになりました。
休憩をはさんで後半は「Don't Think Twice It's All Right」「星に願い」を松崎さんのソロ、「ネムの花咲けば」「人はそれでも」を赤木さんのソロで。「ネムの花咲けば」では、「お前」を「君」に言いかえていたのが印象に残りました。
二人に戻って「矢車草」と夏の定番「祭ばやし」を松崎さんのボーカルでしっとりと。”いま京都はどこへ行ってもコンチキチン”という、松崎さんの苦言にはうなづいちゃいました!
引き続いて「アンモナイトの朝」と「この光の中で」は赤木さんのボーカルで心しみじみと。
アンコールは珍しくリクエストを募られ、松崎さん唄う「別れのうた」でお開きとなりました。
リクエストがあるなら、ちょっと頭にあったタイトルがあったんですが、またの機会に。予め考えとかないとダメですね、いきなり聞かれたら出てきません。
(掲載: 24/4/24) |